サファイアガラス|ガラスの種類辞典

サファイアガラス

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特徴 非常に硬度が高い
傷に強い
耐熱温度が高い
透過率が高い
シーン 腕時計のカバーガラス
高輝度LED基板
極環境の窓
検査治具
研究
実験装置部品
高圧タンク・半導体装置・高温装置
化学プラント

サファイアガラスとは

サファイアガラスは、高純度のアルミナ(Al2 O3)を人工的に巨大結晶へ成長させたもので、宝石のサファイアと同様の組成をしています。

一般のガラスと比べ、大変硬度が高く丈夫で、傷が付きにくいのが特徴です。そのため、腕時計のカバーガラス(風防)によく使用されています。また、純度が高く赤外線から近紫外線(波長380-200nm)までの幅広い波長を透過するため、光学系の部品や実験などにもよく使用されています。

さらに反射率が高いため、ダイヤモンドのようにカットさせて、輝かせることも可能です。ほかにも、熱に強く最高2000℃まで耐えられたり、透明度が高いことで半永久的にクリアな輝きを維持できたりします。

豆知識

アルミナ(Al2O3)単結晶 = ルビー or サファイア 

単結晶の色でルビーとサファイアに分けられ、赤色はルビー、それ以外はサファイアです。

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