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特徴 | 一番流通しているガラス 値段がかなり安い 薄いものは割れやすい 加工がしやすい 少し緑色 |
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シーン | 額縁のガラス 安い窓ガラス ガラステーブルトップ 家具のガラス ダイニングテーブルの天板 DIYの材料 水槽の蓋 |
厚み | 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 8 / 10 / 12 / 15 / 19 (ミリ) |
特徴 | 一番流通しているガラス 値段がかなり安い 薄いものは割れやすい 加工がしやすい 少し緑色 |
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シーン | 額縁のガラス 安い窓ガラス ガラステーブルトップ 家具のガラス ダイニングテーブルの天板 DIYの材料 水槽の蓋 |
厚み | 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 8 / 10 / 12 / 15 / 19 (ミリ) |
同じものです。ガラスは、別名「透明ガラス」「フロート板ガラス」「白板ガラス」「青板ガラス」と呼ばれます。
透明ガラスといっても、1枚だけ見れば透明に見えますが、上の写真のように、重ねたり、厚みのあるものを見ると緑色に見えます。フロートガラスの中に含まれる金属成分が発色し緑色に見えることが「青板ガラス」とも呼ばれる所以です。
本当に透明なガラスは「高透過ガラス」です。
材慮野科学的純度を高めて透明性を増したガラスです。一般的には、大型の液晶パネル、測量計、コピー機のカバーガラスなどに使われています。
ガラスの代表的な原料は下記の通りです。
原料 | 割合 |
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ケイ酸 | 70~74% |
石灰 | 6~12% |
ソーダ | 6~12% |
マグネシア | 0~4% |
アルミナ | 0~2% |
現在の板ガラスの代表的な製造方法は、「フロート方式」です。1952年イギリスのピルキントン社が開発し、今では世界中のガラスメーカーに普及しています。
溶かしたガラスをガラスよりも比重の重い錫(すず)の上に浮かべて、ガラスを板状にする方式。様々なガラスが、この製造方法で作られています。
昔のガラス
今から数十年前は、電車のガラスなどにも表面に凹凸のうねりのあるガラスが使われていました。このガラスごしに景色を見ると歪んで見えていました。ガラスの歪みはまだ我慢できますが、当時一番困ったのは、鏡を作るときです。鏡にする為に、わざわざガラスの表面を磨いていたのです。平面のガラスが出来て、ガラスの表面を磨かずに鏡をつくることができたんですね。
錫(すず)の上に溶かしたガラスをのせて、ガラスは平らにできあがるの?
はい、溶けた錫は完全に滑らかな平面です。その上に熔融ガラスを流しこむと、溶けた錫と熔融ガラスが接する面、熔融ガラスが空気に触れている面ともに凹凸のない完全に平面のガラスができあがります。皆さんも窓ガラスなど触ったことがあると思いますが、歪みのない平らなガラスはこの製法で造られたものです。
最大サイズ(最大寸法)は、ガラス工場の機械の大きさによって変わってきます。 また、厚みが2ミリや3ミリなど薄いガラスは割れやすいため、あまり大きなガラスは作れません。
厚み (ミリ) |
最大サイズ (ミリ) |
---|---|
2 | 914 × 813 |
3 | 3637 × 2520 |
4 | 3780 × 2510 |
5 | 3780 × 3018 |
6 | 6056 × 3008 |
8 | 6046 × 2998 |
10 | 6046 × 2998 |
12 | 6046 × 2948 |
15 | 5996 × 2948 |
19 | 5946 × 2898 |
厚み (ミリ) |
最大サイズ (ミリ) |
---|---|
2 | 914 × 813 1219 × 610 |
3 | 2540 × 1905 |
5 | 3810 × 2540 |
6 | |
8 | 7420 × 2720 |
10 | |
12 | 8690 × 2720 |
15 | 9960 × 2720 |
19 |
ガラスを売るときは、規格のサイズ(作り置きガラス)から切り出して販売します。「特寸(とくすん)」といい、特別なサイズで製作することも可能です。
※ どれほどの特寸で製作できるかは工場によります
一般的によく使用されるガラスなので、厚みの種類は豊富にあります。その規格はJIS R 3202により定められていて、下記の10種類となります。
2ミリ 3ミリ 4ミリ 5ミリ 6ミリ 8ミリ 10ミリ 12ミリ 15ミリ 19ミリ
ガラスの中でも最も基礎となるガラスです。そのため、他の種類のガラスにはこれだけ厚みがたくさんあるものはありません。
1枚のガラスだけでは、19ミリ以上のガラスを製造できません。ガラスとガラスを張り合わせる「合わせガラス」であれば、19ミリ以上の厚みのガラスにできます。
合わせガラスは、ガラス板とガラス板の間に特殊中間膜をはさんで圧着させたガラスです。
この中間膜の効果で、割れても破片が飛び散ることがほとんどないため、一般ガラスと比べて非常に安全性が高くなります。合わせガラスでは、19ミリ+ 19ミリ= 38ミリや15ミリ+15ミリ+ 15ミリ= 45ミリなど組み合わせによって、色々な厚みが製作可能です。
はい、可能です。
例えば、「普通のガラスでは物足りない。窓を曇ったガラスにしたい。」といった場合には「フロストフィルム(乳白)」。また、万一ガラスが割れたときに破片の飛び散りを防ぐ「飛散防止フィルム(透明)」というものもあります。
引張りなどに対して、割れにくいガラスはありますが、割れないガラスというものはまだ開発されていません。 ガラスの弱点は破損(割れ)るということです。ただ、割れると言っても引張られる力(引張応力)だけではありません、縮まる力(圧縮応力)が加わりガラスが破損してしまうのです。
安全性を考え、万が一割れた時でも安全なガラスは強化ガラスです。また、耐風圧強度も普通のガラスの約3.5倍~4倍あります。
ガラスの割れ方は図を見て頂くとよくわかると思います。
最高使用温度は、短時間のみ使用できる温度で、一瞬であれば、この温度まで耐えることが出来ます。また、常用使用温度は、連続して使用することが出来る温度で、この温度までであれば、連続して過熱しても大丈夫だといえる温度です。
代表的なガラスの密度は下記の通りです。
ガラスの種類 | ガラスの密度 |
---|---|
フロートガラス | 2.5t/m3 (2.5g/cm3) |
耐熱ガラス (テンパックス) |
2.2t/m3 (2.2g/cm3) |
ネオセラム (N-0) |
2.51t/m3 (2.51g/cm3) |
石英ガラス | 2.2t/m3 (2.2g/cm3) |
フロートガラスの周波数が1MHzで測定内温度が20℃の場合の誘電率は、7~7.5Fm−1です。
誘電率とは、物質内で電荷とそれによって与えられる力との関係を示す係数です。
光は、ガラスにあたったときに「反射」「吸収」「透過」の3つに分かれます。透過率とは、光全体に対してガラスを透す光の割合のことです。
一般的なフロートガラスの光透過率はグラフの通りです。
※ 縦軸は透過率(%)、横軸は波長(nm)、グラフ内の数値は板厚(ミリ)
例えば、冬の寒い時期に部屋の中で暖房をつけると、窓ガラスと窓ガラスに接している空気との間で、熱の伝わり方は、一点から四方八方に広がったり、また空気の一部があたためられるとその空気は膨張し、軽くなって上に昇り、温度の低い空気と入れかわります。
このような運動のくり返しで、熱がガラス全体に広く伝わる現象をまとめて「熱伝達」といいます。また、単位温度(1℃)、単位面積(1㎡)ごとに熱伝達する熱量を「熱伝達係数」と呼びます。
フロートガラスの熱膨張率(20-300℃)は、90×10-7 1/℃です。
熱膨張率とは、温度の上昇によって物体の長さや体積が膨張する割合のことです。「熱膨張係数」ともいいます。
フロートガラスの線膨張率(常温~350℃)は、8.5~9.0×10-6 1/℃です。
線膨張率とは、温度の上昇によって物体の長さが変化する割合のことです。
以下の数値は、フロートガラスを3次元測定器を使用して測定した値です。
一片の長さ | 平面度 |
---|---|
300ミリ | 70μm |
500ミリ | 200μm |
1000ミリ | 1000μm |
※ 実験で行った際に出た参考値で、製品を保証するための数値ではありません
平面度とは、平面の滑らかさを表わす数値です。